アルマイトQ&A

一般アルマイトと硬質アルマイトは何が違いますか?
膜厚、硬度が異なる事により、耐磨耗用途で差が出ます。



納期はどれくらいでしょうか?
原則として2~3日程度となりますが、まずはご希望納期をご連絡ください。ご希望に添えるように対応します。



関西以外の遠距離でも対応可能ですか?
全国対応可能です。



最大膜厚は何μmですか?
材質により異なります。A1000系、A5000系なら50μm、A6000系、A7000系なら40μm、A2000系なら20μmまでとなります。



再処理は可能ですか?
脱膜再処理は可能ですが、その際には寸法が脱膜により減少し、表面粗さも粗くなってしまいます。寸法の減少は脱膜再処理後は最初のアルマイト処理前の素材時の寸法よりもマイナスになってしまいます。



寸法変化はどれくらいですか?
寸法増加量は普通皮膜の場合は皮膜厚さの1/3、硬質皮膜の場合で1/2程度です。実際には処理条件、各材質などで異なりますので、寸法精度が要求される製品は、試作確認をお願いいたします。



マスキングは可能ですか?
可能です。公差の厳しい穴などは、ゴム栓やネジでマスキングします。



アルマイト処理はどの位の大きさまで出来ますか?
長尺物は2600×400×700(タテ×ヨコ×高さ)となります。カラーの種類等により異なりますのでご相談ください。



アルミの種類によってカラーは変化しますか?
1000系・5000系・6000系のアルミは安定した色が出ます。しかし、2000系・7000系は材料に含まれている異種金属が発色しますので、希望の色が出ない場合が多いです。



どんな色のアルマイトがありますか?
通常、ブラック・ゴールド・レッド・ブルー・パープル・アンバー等です。その他の色はロットにより可能な場合もございますので、お問い合せください。また色によっては品物サイズに限りがございます。
材質によっては色が出ないものがあります。またピンホールやムラなどが発生しやすい材質がありますので、加工の段階でご相談ください。



アルマイトは電気を通しますか?
素地のアルミニウムは他の多くの金属の中でも優れた導電性を持っていますが、アルマイト皮膜は電気抵抗の高い絶縁体皮膜になります。



アルマイトの前処理は行っていますか?
化学研磨・ヘアライン・ショットブラスト加工・バレル加工を行っています。なんでもご相談ください。



アルミ以外は処理できますか?
当社ではアルミのみの取扱いとさせていただいています。